2007年 11月 24日
2ème jour*コルマールで買う アルザスのスイーツ
|
ストラスブールでも、コルマールでも。
アルザスの街を歩いていて気になるのが、お店の看板たち。
商品を模していたり、コックさんを象っていたり。青い空に映える凝った看板たちは、看板好きな私の目と心を奪いっぱなしです。
いつも上を向いて歩いていて、可愛い看板を見つけるや否や、カメラを向けてぱちり。
そのうち父や母も、可愛い看板を見つけると「アレ、撮った?」と教えてくれるようになったりして。
そんな撮りためた看板たちをご紹介する記事も、これから書きたいと思っているのだけれど、今日ご紹介するのはコルマールで立ち寄った一軒のお店。
プレッツェルの看板が可愛らしいsalon de thé、Helmstetter ヘルムスタターです。
2006年でなんと100周年を迎えるという、老舗のパティスリー&サロン・ド・テ。
こちらでは、アルザスにきたら絶対食べてみなきゃ!と思っていた焼き菓子、クグロフと、ボンボン・ショコラを何粒かお買い上げ。
クグロフは、イーストを使った生地にレーズンを入れて焼き上げた、アルザスの郷土菓子。クグロフ型という、中心に穴の開いた専用の型を使って作られます。
このお菓子が大好きだったマリー・アントワネットが、フランスにお嫁入りするときに持ち込んだ…と言われています。
パウンドケーキみたいにしっとりとしたケーキを想像していたら、甘さはうんと控えめで、ぎゅっと詰まったレーズンパンのような風合い。
素朴な味わいは、いかにも郷土菓子の雰囲気です。
一緒に買ったボンボンショコラたちは、私の好みを反映してビターチョコをベースにしたものばかり。電車の中でぽいっと一口食べたりと、旅の間の幸せなお菓子時間に役立ってくれたのでした。
by corno_petit
| 2007-11-24 21:48
| voyage 旅